飛騨地域の桃、ブランド化目指す 高山の農家・前坂さん奮闘

2020年7月22日 05時00分 (7月22日 11時21分更新) 会員限定
出荷準備を進める前坂さん=高山市国府町で

出荷準備を進める前坂さん=高山市国府町で

  • 出荷準備を進める前坂さん=高山市国府町で
 高山市国府町の桃農家、前坂治臣さん(33)が飛騨地域の桃のブランド化と、価格向上を目指して奮闘している。飛騨市古川町のネット通販コンサルタント会社「ヒダカラ」と連携。「飛騨のたからもも」と名付け、通販サイト「楽天」で販売している。(瀬田貴嗣)
 前坂さんによると、国府町で栽培される桃は昼夜の寒暖差が大きいおかげで糖度が高くなる。ところが、家族経営の小規模農家が多いため販路拡大まで手が回らず、ほとんどが近隣地域で消費されてきた。価格も低迷し、深刻な後継者不足につながっている。
 三ヘクタールの果樹園で育てる前坂さんは、糖度のギネス記録を持つ大阪府の桃農家の指導を受け、肥料の改善を図った。一般的に糖度一二度以上で高級品とされる中、最高で一八度以上の桃を生産。本場の山梨県や福島県の最高級品と遜色ないレベルまで品質を高めた。
 今後は高精度な糖度計を導入し、安定した品質での出荷を目指す。新たなロゴマークを箱に貼り付けるほか、最高級品は飛騨の空と水をイメージした水色の箱に入れて出荷する。前坂さんは「飛騨の桃は全国一になれるという思いでやっている」と話す。
 楽天の「ヒダカラ商店」のページで、糖度一二度...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

記者へのメッセージポストへの投稿はこちらから

関連キーワード

PR情報

岐阜の新着

記事一覧