豊田市が水素ガス製造法で特許取得 市事業の参加者が発見

2020年7月22日 05時00分 (7月22日 11時15分更新) 会員限定
 豊田市は二十一日、市が実施する「ものづくりミライ塾」の参加者が新たな水素ガスの製造方法を発見し、市が六月十七日付で特許を取得したと発表した。今後は、新たな製造方法を用いた家庭用水素発生・発電装置の商品化の可能性を探る。
 マグネシウムと水を化学反応させて水素を取り出す際、食品添加物としても利用されるカルボン酸系化合物を四種類、水に加えることで反応を継続的に得られる。化合物の組み合わせと比率を工夫することで固体の副産物を発生させず、家庭用水素発生・発電装置に応用した場合、機器の手入れが軽減できるという。
 太田稔彦市長は会見で「水素社会の可能性が議論されている中、家庭用のコンパクトな燃料電池などへの広がりが期待できる」と評価した。
 ものづくりミライ塾は市内の中小企業に勤務する若手技術者の有志が週一回、終業後に集まり、日常生活の課題解決に向けた発明活動を通して技術力向上と交流を図る市主催のプログラム。今回は塾生八人と講師の計九人が新たな手法を確立した。(久野賢太郎)
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