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つなごう感謝の折り鶴 福井の小中学生挑戦 

2020年7月22日 05時00分 (7月22日 09時34分更新)
色とりどりの折り鶴を作る生徒たち=21日、福井市明道中学校で

色とりどりの折り鶴を作る生徒たち=21日、福井市明道中学校で

 35万羽超、医療従事者へ

 折り鶴に感謝と応援の気持ちを込め、新型コロナウイルス対応に尽力する医療従事者に贈ろう−。福井市内の小中学生が「想(おも)い鶴」として、折り鶴を作る取り組みを始めた。学校や家庭などで計三十五万羽以上を折り、八月に持ち寄って一列につなげる。 (鈴木啓太)
 提案したのは、同市明道中学校の生徒会。新型コロナによる休校が明けた後、「世の中の沈んだ気持ちを明るくしたい」「密にならず、いろいろなことに挑戦をしたい」と考えた。取り組みの輪を広げようと、市PTA連合会が協力して市内の小中学校七十三校に参加を呼び掛け、ほとんどの学校から賛同を得た。折り鶴とともに募金も呼び掛ける。
 三十五万羽以上をつなげ、沖縄県沖縄市で二〇一七年に達成されたギネス世界記録の長さ九・七キロ(約三十三万羽)を超える十キロを目指す。ただ、ギネス認定には多額の費用がかかり、医療従事者を応援することがそもそもの目的のため、認定にはこだわらないことにした。集まった折り鶴は希望する医療機関や学校などに贈る。
 明道中では二十一日の昼休み、生徒会の六人が折り鶴を作った。生徒会長の豊岡凜汰郎君(14)=三年=は「自粛期間は家にいることしかできず、社会や医療従事者の方に何もできなかった。皆さんの気持ちも沈んでいると思うので明るくしていきたい。コロナの時期の中の良い思い出の象徴になるようにしたい」と話した。
 企業や地域からの折り鶴も受け付ける。希望者は事務局にメール=omoiduru@gmail.com=で連絡する。

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