昆虫学校いつも盛況 竜洋昆虫自然観察公園

2020年7月22日 05時00分 (7月22日 05時01分更新)
繭から糸をとる「昆虫学校」の参加者=磐田市竜洋昆虫自然観察公園で

繭から糸をとる「昆虫学校」の参加者=磐田市竜洋昆虫自然観察公園で

  • 繭から糸をとる「昆虫学校」の参加者=磐田市竜洋昆虫自然観察公園で
 虫嫌いの人も虫好きに−。磐田市竜洋昆虫自然観察公園で毎月開いている「昆虫学校」が、講座の内容が決まる前に定員が埋まってしまうほど人気だ。講師陣は「ありがたいと思う一方、喜ばせなければとプレッシャーもあります」と教材づくりに余念がない。 (宮沢輝明)
 クワガタの麦わら帽子をかぶる北野伸雄館長(34)と、自宅で百種のゴキブリを飼う職員の柳沢静磨さん(25)が毎月交代で講師を務める。柳沢さんは「実物を用意したり、撮影したり写真を探したり。専門書を読み直したりするので、自分自身の勉強にもなります」と話す。
 十八日には「蚕」をテーマにした講座があった。白、オレンジ、明るい紅、緑などさまざまな色の繭を、参加した三十人の親子に見せたり、幼虫に触ってもらったりした。柳沢さんが「天蚕の糸は一般の蚕の糸よりはるかに高い価格で取引されたこともある」と説明すると、大人からも「へー」と声が漏れた。最後に湯を入れたボウルで繭をゆがいて、生糸をとってもらう体験もあり、参加者が退屈しないように工夫した。
 虫のことを勉強したいと訪れた聖隷クリストファー小一年の荻田優真君は「糸が出てきたときはうれしかった。最初はからまったけど一本になった」と興奮気味。虫好きの子どもたちと参加した戸塚裕香さん(38)=浜松市南区=も「虫は苦手でしたが、説明を聞いて興味を持ちました。蚕の顔をまじまじと見たら意外とかわいいですね」と話した。
 昆虫学校は八月十日以降、月一回ずつある。受講無料だが入園料(一般三百三十円、小中学生百十円)が必要。要予約。(問)市竜洋昆虫自然観察公園=0538(66)9900

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