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フクイサウルスやフクイプテリクス…恐竜発掘の成果 絵画に 県立大

2020年7月21日 05時00分 (7月21日 09時52分更新)
県内で発見された恐竜が描かれた絵画を解説する作者の山本さん(右)と東名誉教授=永平寺町の県立大永平寺キャンパスで(山田陽撮影)

県内で発見された恐竜が描かれた絵画を解説する作者の山本さん(右)と東名誉教授=永平寺町の県立大永平寺キャンパスで(山田陽撮影)


 三十年間にわたる発掘調査で発見されてきた「福井の恐竜」を描いた絵画が二十日、永平寺町の県立大永平寺キャンパスでお披露目された。
 県内では一九八九(昭和六十四)年から継続的に発掘調査が行われてきた。同大恐竜学研究所の教員四人が昨年、県科学学術大賞を受賞し、これまでの成果を一般の人にも分かりやすく伝えようと、受賞賞金を使って制作した。
 絵は恐竜イラストレーターの山本匠さん(68)=千葉県=が手掛けた。横二・七メートル、縦一・八メートル。勝山市の前期白亜紀(一億二千万年前)の地層で発見されたフクイサウルスやフクイプテリクスなど学名の付いた恐竜や鳥類六種類のほかに、一部の化石が発見されている恐竜やワニ、カメなど計十六種類が描かれている。化石を元に、植物などの古環境も復元して描かれた。
 初期から発掘調査に携わってきた同大の東洋一名誉教授(70)は「一億二千万年前の勝山を見てもらえる」と話す。絵は、県立恐竜博物館で二十三日から始まる企画展に合わせて同館で展示する。十月四日まで。 (坂本碧)

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