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「代表から外れるなよ」“ロストフの奇跡”を誓うFC東京・橋本拳人にエールを送った2人の恩師

2020年7月20日 11時39分

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U18時代の橋本拳人

U18時代の橋本拳人

◇FC東京 番記者メモ

 
 Jリーグ1部(J1)FC東京からロシア・プレミア(1部)リーグのロストフに移籍する、日本代表MF橋本拳人(26)が19日、オンラインで改めて退団及び移籍の記者会見を開き、心境を語った。来月初旬に開幕する新シーズンに向けて間もなく現地入りする。ロストフの本拠地ロストフアリーナは、サッカーの2018年W杯ロシア大会で日本がベルギーに逆転負けし、初の8強入りを逃した舞台。橋本は“ロストフの悲劇”の地で「僕が“ロストフの奇跡”を起こせるように頑張りたい」と意気込みを語った。
◇  ◇
 新天地への旅立ちを前に、橋本にはうれしい再会があった。ラストマッチとなった浦和戦当日、小平グラウンドでは“古巣”FC東京U―18が練習試合。その試合を観戦しながら感慨に浸っていると、偶然にも見学に来ていた、恩師・倉又寿雄監督(61)=現・立教大サッカー部監督=から声を掛けられた。
 同U―18所属時に橋本をFWから守備的MFへとコンバートした指導者と突然の再会。驚きつつも、これまでの感謝を伝えた。橋本は日本代表に初招集された際、協会から受け取った記念の盾を同監督に送るなど、これまでも交流を続けてきた。その恩師は「代表から外れるなよ。行くと決めたからには頑張ってこい、それと浦和に勝ってから行けよ」と背中を押してくれたそうだ。
 一方、同U―15深川時代に加え、トップチームでも指導を受けた、長沢徹コーチ(52)も「出会いが大きかった」というサッカー人生で忘れられない指導者。その恩師は「変わらずサッカーに対する純度の高い思いを持ち続けてほしい。そうすれば、たとえレールから外れても道を切り開く“燃料とコンパス”をあいつは持っている。一人でちゃんと生きてきたからどこに行っても大丈夫」とエールを送った。
 壁に何度ぶち当たっても、運と出会いを引き寄せ、乗り越えてきた。それもまた橋本が持つ才能の一つと言っていい。(馬場康平)

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