敦賀 避難所で3密対策 コロナ禍災害備え訓練

2020年7月20日 05時00分 (7月20日 09時34分更新)
避難所受け付けで避難者役(左)に対して検温をする受け付け役の参加者(中) 

避難所受け付けで避難者役(左)に対して検温をする受け付け役の参加者(中) 

  • 避難所受け付けで避難者役(左)に対して検温をする受け付け役の参加者(中) 
  • 段ボール製の間仕切りを組み立てる参加者たち=いずれも敦賀市立看護大体育館で

 大規模な自然災害の発生時に、新型コロナウイルスの感染を防止しながら避難所を運営するため、敦賀市は十六日、市立看護大体育館で避難所運営訓練を開いた。指定避難所での実地訓練は初めて。参加者は感染疑いのある避難者と一般の避難者でスペースを分けたり、避難者同士での距離を保ったりするための方法を確認した。
 市職員や市防災士会員など約八十人が参加した。市がコロナ禍の自然災害を想定して六月に策定したマニュアルに基づき訓練した。
 避難所運営訓練では、体育館入り口の受け付けでスクリーニング(ふるい分け)を実施。防護服を着た受け付け役が、避難者役に対して検温や風邪の症状がないかなどの問診をして、感染疑いがある人は別室に案内した。
 このほか、防護服の着脱訓練では、保健師がウイルスが付着している可能性のある外側をくるみながら脱ぐ方法を実演。避難者同士で距離を取るための段ボール製間仕切りの組み立て練習もした。同大の池原弘展准教授(感染看護学)は「無症状の感染者が一般の避難スペースに入ってくるのを防ぐのは難しいので、毎日の検温や問診が重要だ」と講評した。 (高野正憲)

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