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地方議員のなり手不足続く 背景に議員報酬の低さ

2020年7月20日 05時00分 (7月20日 05時00分更新)
 地方議会の議員のなり手不足に歯止めがかからない。6月30日に告示された売木村議選(定数7)は欠員1で無投票当選が決まり、今月27日に開会する選挙後初の村議会は、席が一つ空いた状態で開かれる。昨春の統一地方選では、辰野町議選などが定数割れ。原因は何か、定数を減らせばいいのか−。各地域がそれぞれにあり方を模索しようとしている。(近藤隆尚)
 「人口は五百二十人余り。定数七は多いのかも」。売木村議選の立候補予定者説明会があった六月中旬、Iターンして村内に住む女性が、役場近くでつぶやいた。
 同村議選に立候補を表明していたのはこの時点で五人。公職選挙法では、市町村議会の欠員が定数の六分の一を超えた場合、欠員分を再選挙する必要がある。
 売木村は二〇〇四(平成十六)年に、初めての村議の再選挙を経験している。定数八に六人しか立たず、再選挙で二人が立ち議席が埋まった。
 「二度目(の再選挙)はまずい」と強く感じていた松村尚重議長は、今回、再選挙を避けられたことに安堵(あんど)しつつも「新たな議会では、定数問題の議論は必至」と気を引き締める。
 なり手不足の背景には、報酬の低さが以前から指摘される。全国町村議...

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