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新大関朝乃山は白星発進…八角理事長も「どっしりしていた…自信満々というか」と評価

2020年7月19日 20時31分

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隆の勝(左)を激しく攻める朝乃山

隆の勝(左)を激しく攻める朝乃山

◇19日 大相撲7月場所初日(東京・両国国技館)

 大相撲7月場所は19日、両国国技館で初日を迎え、新大関朝乃山(26)=高砂=は隆の勝を落ち着いて送り出し、白星発進した。新型コロナウイルスの影響で4カ月ぶりの本場所開催。
  ◇  ◇  ◇
 大関初陣は、何度も思い描いたように緊張して迎えた。背中を押してくれたのは初場所以来、半年ぶりに土俵を見守ったファンだった。昇り竜をあしらった新しい化粧まわし姿での幕内土俵入りでは「大関朝乃山」のアナウンスに続き、この日一番の拍手。主役の自覚で自然に背筋が伸び、奮い立った。
 「観客がいるといないでは全然違う。初場所より人数は多くないけど、拍手は大きくなったと思う。あとは自分の相撲を取り切るだけ」
 期待を力に変えて準備万端。立ち合いは、春場所で優勝争いを経験し、敢闘賞を受賞した隆の勝の得意な突き押しに真っ向から応戦した。どっしり構えてびくともしない。左上手を深く引いて万全の攻めへ。左に回り込み一気に送り出した。
 八角理事長(元横綱北勝海)は「どっしりしていた」と白星発進を高く評価。「朝乃山はちゃんと調整してきたんじゃないか。大関という自覚もあるだろう。自信満々というか」。夏場所が中止となり、出稽古NGのまま迎えた本場所で、心身の充実を見て取った。
 新大関場所の厳しさは百も承知だ。直近の貴景勝(昨年夏場所)、栃ノ心(2018年名古屋場所)は、いずれも負傷で途中休場に追い込まれた。朝乃山も「(あと)14日間ある」と油断はない。
 コロナ禍や九州各地の豪雨被害を思いやってから「土俵の上で勇気と感動を与えられる相撲を取りたい」と締めくくった。現役では白鵬しか果たしていない新大関Vへ、今後も白星を連ねていく。

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