フルゲート18頭立てで最低18番人気の重賞Vは史上初!メイケイダイハードの鞍上・酒井「僕自身が一番驚いています」

2020年7月19日 19時54分

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歴史的重賞Vを成し遂げたメイケイダイハード(中央)

歴史的重賞Vを成し遂げたメイケイダイハード(中央)

  • 歴史的重賞Vを成し遂げたメイケイダイハード(中央)

◇19日 第68回中京記念(G3・阪神競馬場・芝1600メートル)

 函館記念でブービー15番人気馬が勝った後、阪神で行われた中京記念で、それを上回る驚がくなシーンが待っていた。最低18番人気のメイケイダイハードによる差し切り劇。フルゲート18頭立てで最低人気馬による重賞Vは史上初で、18番人気による重賞Vは、21頭立てで行われた1986年金鯱賞(イズミスター)以来、34年ぶり。まさに天地がひっくり返るような重賞初制覇を決めた。
 「誰より僕自身が一番驚いています」と超大穴を開けた酒井は信じられないよう。中竹師に至っては「なんで勝てたか分からない。パドックで馬っけを出しそうになっていて、精神的に不安定になっていた。これは大差のしんがりかもと心配していた」と、戦前は最下位すら覚悟していたという。
 しかし、いざレースでは抜群の手応えで4コーナーを回る。それでも指揮官は「うなって行ってたから、止まるだろう」と、まだ自信を持てない。ところが、ここからが実にしぶとかった。ジリジリと前に迫ると、残り100メートルで先頭へ。そのまま後続の追い上げを退け、ゴールへと飛び込んだ。
 「こういう馬場はこなせるタイプだと思って乗りました。ゴールまで諦めずにしっかり走ってくれた」と酒井は最終週の馬場を勝因に挙げたが、鞍上の手綱さばきも見逃せない。7番人気サマーセントで勝ったマーメイドSに続く一発。「馬が頑張ってくれているだけです」と謙虚に話すが、この夏の重賞戦線での活躍は光る。
 一方、最後まで首をひねっていたのが中竹師。「前走の後、ちょっと障害練習をやったのが良かったのかな。次走? 何も考えていなかったけど、勝ったからね。せっかくならチャンピオンを狙いたい」とサマーマイルシリーズ優勝に意欲を示した。次回も好走すれば、フロックではない。大波乱を演出したダイハードが、次は夏のマイル界の主役に名乗りを上げる。

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