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橋本拳人のロシア移籍にFC東京の前18番・石川直宏氏が感慨「成功や失敗があっても彼の魅力は増す」

2020年7月19日 11時21分

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FC東京―浦和 試合後に行われたセレモニーで石川直宏クラブコミュニケーター(右)から花束を贈られタッチをかわすFC東京・橋本

FC東京―浦和 試合後に行われたセレモニーで石川直宏クラブコミュニケーター(右)から花束を贈られタッチをかわすFC東京・橋本

 FC東京が、ディエゴオリベイラ、アダイウトンの“ブラジルコンビ”の活躍で、浦和に2―0で快勝。4位から2位に浮上した。本拠地・味スタでの対浦和戦は2004年以来16年ぶりの勝利で、この日を最後にロシアプレミア(1部)リーグのロストフに移籍するMF橋本拳人(26)の旅立ちを祝った。
 青赤の18番が世界へと飛び立つ―。
 橋本は、石川直宏クラブコミュニケーターが長年背負ってきた背番号「18」を2018年から引き継いだ。
 2人の出会いは15年前だ。05年4月10日の磐田戦。まだスクール生だった橋本は石川に手を引かれて味スタの試合会場に入場したのだ。「ナオさんと手をつないで入場したときは、すごくうれしかった。その記憶は今も残っている」。橋本はこう振り返った。
 その試合から数カ月後、ナオのもとには当時セリエAのトレビゾから獲得オファーが届き、交渉は大詰めまで進んだ。だが、彼は「自信がなかった」と、移籍直前で残留を決断し、17年まで東京で現役を続けた。
 ナオの思いを継いだ橋本は今回、長年の夢だった欧州リーグへと挑戦する。その決断に、ナオは「拳人自身が正直な思いで決断した。一つ言えるのはこの先、成功や、失敗があっても彼自身の魅力は増すはずだよ」と語る。
 この2年半で、18番が似合う男になった。東京サポーターが着ている“KENTO”の名前が入った18番の青赤を見る度に、ナオは「オレもうれしくなった」と頬をゆるませる。
 父・比呂志さんから「強くなれ」と名付けられた“拳の人”が、その拳を固め、飛び立っていく。

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