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国登録有形文化財に4件答申 西尾・徳雲寺など

2020年7月18日 05時00分 (7月18日 05時01分更新)
徳雲寺本堂の外観=西尾市吉良町で(県提供)

徳雲寺本堂の外観=西尾市吉良町で(県提供)

  • 徳雲寺本堂の外観=西尾市吉良町で(県提供)
  • 今も役割を果たしている明神樋門=大府市横根町で(県提供)
 国の文化審議会は十七日、登録有形文化財の建造物に、県内で新たに西尾市吉良町の徳雲寺本堂と弁天堂、大府市横根町の明神樋門(ひもん)と明神川逆水樋門を追加するよう答申した。
 徳雲寺の本堂は、尼僧の颯田(さった)本真が開いた浄土宗の寺院。一八八三(明治十六)年竣工(しゅんこう)で、四方に傾斜する寄せ棟造りや、礼拝のための外陣(げじん)の広さが特徴だ。西尾市教委によると、被災地支援に熱心な颯田本真が救援物資を置き、各地に届けていた。
 弁天堂は、貧窮に苦しむ人たちの救済を願い、信徒が一九一八(大正七)年に建立。中には本尊の弁財天像がまつられている。本堂、弁天堂ともに国土の歴史的景観に寄与しているとして、登録有形文化財に選ばれた。
 明神樋門と明神川逆水樋門は、境川右岸にある。石造りのアーチの上に、碧南市出身の左官、服部長七が発案したとされる人造石工法で築いた壁がある。
 明神樋門は〇一(明治三十四)年、明神川逆水樋門は一六(大正五)年に竣工し、築百年以上が過ぎた今も樋門としての役目を果たしている。貴重な遺構で、再現が容易ではない点が評価された。
 登録有形文化財の建造物は、建築後五十年を経過している...

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