登録有形文化財に3件 文化審議会答申

2020年7月18日 05時00分 (7月18日 05時00分更新) 会員限定
旧浅井薬店(小澤金物店)=越前市幸町で

旧浅井薬店(小澤金物店)=越前市幸町で

  • 旧浅井薬店(小澤金物店)=越前市幸町で
  • 旧大木道具店の店舗兼主屋=坂井市三国町北本町4で
  • 旧大木道具店の土蔵=坂井市三国町北本町4で
  • 重要無形文化財保持者に総合認定される福岡さん=越前市内で
 国の文化審議会は十七日、重要無形文化財保持者として、能楽で主役を演じる宝生流シテ方の福岡聡子さん(49)=鯖江市=を総合認定、登録有形文化財に越前市幸町の旧浅井薬店(小澤金物店)の店舗兼主屋、坂井市三国町北本町四にある旧大木道具店の店舗兼主屋と土蔵の建造物三件を登録するよう、いずれも文部科学大臣に答申した。
 能楽は一九五七(昭和三十二)年に重要無形文化財に指定されており、今回は福岡さんを含む全国の五十一人が総合認定を受ける見通し。県内の国登録有形文化財は二百十三件となる。 (清兼千鶴)
 有形文化財に登録するよう答申された三件は、昭和前期の建築物。旧浅井薬店は、一九三一(昭和六)年に建てられ、越前市中心部にある。木造二階建ての正面出入り口横にショーウインドーを構え、入ってすぐの土間の脇には調剤室が設けられている。市街地によく見られた伝統的な町家の姿をとどめるとともに、当時の流行を取り入れた造りとなっている。
 旧大木道具店は、三国湊として栄えた町並みの通り沿いの中心部にその姿を残す。店舗兼主屋は木造二階建て。二階部分に上下にスライドさせて開閉する方式の窓が並び、二階の座敷などは往時の姿を...

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