アナウンス気持ち込めて 5校のマネジャーが担当 

2020年7月17日 05時00分 (7月17日 09時33分更新)
アナウンスの注意点を確認し合うマネジャーの4人=敦賀市の敦賀高で

アナウンスの注意点を確認し合うマネジャーの4人=敦賀市の敦賀高で

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 県高校野球あす開幕

 節目の舞台に気持ちを高ぶらせているのは、選手だけではない。福井市の県営球場と敦賀市総合運動公園野球場で十八日に開幕する県高校野球大会で、県内五校のマネジャーらが放送員を務める。そのうちの一人、敦賀の入江美緒(みお)さん(17)が思いを話す。「(三年生の)選手は名前を呼ばれるのも最後。頑張れという気持ちを込めて打席に送り出したい」 (高野正憲、谷出知謙)
 夏の甲子園大会と地方大会が中止となり、県高野連が独自に開催する県大会。例年の地方大会では各校から放送員の希望者を募集していたが、今年は新型コロナウイルス感染対策のため、できるだけ学校数を減らした。球場の出入りを少なくするため試合日ごとに一校ずつが担当し、一試合あたり一人と人数も制限する。放送員は、先発メンバーや打席に入る選手の名前などをアナウンスする。今回は敦賀と北陸、羽水、丹生、奥越明成の五校から、三年生が中心に参加する予定だ。
 敦賀は入江さんら三年生四人がマイクに向かう。「私たちも、この大会で引退。最後の思い出として大切に頑張りたい」と村井結柚(ゆゆ)さん(17)。四人は二年生から、県大会などで放送を担当してきた。コロナ禍で今までに経験がない無観客試合となるが、橋本澪奈(れいな)さん(18)は「大会は緊張するが今回も同じ。選手たちには声がよく届くので、思いが届くようアナウンスしたい」と気を引き締める。
 複雑な選手交代や独特の抑揚など、高校野球ならではの難しさもある。仲野早智(さち)さん(17)は「お風呂で練習してきた。選手みんなの気合が入るようなアナウンスができれば」と開幕を心待ちにしている。

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