過剰在庫ネット販売 「福の結」で食品ロス解決

2020年7月17日 05時00分 (7月17日 09時36分更新)
食品事業者向けに開かれた事業説明会=福井市の商工会議所ビルで 

食品事業者向けに開かれた事業説明会=福井市の商工会議所ビルで 

  • 食品事業者向けに開かれた事業説明会=福井市の商工会議所ビルで 
  • 売りたい人と買いたい人をつなぐプロジェクト「福の結」のロゴ

 福井の商店 

 新型コロナウイルスの影響による食品業界の売り上げ減少と食品ロスの解決を目指すインターネット販売サイトが立ち上がる。実施主体の清水商店(福井市花月三)は十六日、同市の福井商工会議所ビルで市内を中心とする食品事業者に概要を説明した。
 「福の結(ゆい)」と題したプロジェクト。葬祭ギフトを扱う同社の清水祐樹社長(45)によると、食品業界は新型コロナウイルスの感染拡大で観光や行事の縮小などの影響を受け、売り上げが低迷している。加えて清水社長が以前から問題視していた食品の廃棄を減らすきっかけになればと企画。事業は福井市の中小企業団体等事業継続支援事業補助金を利用した。
 サイトには、福井市内を中心とした県内の食品メーカーや水産加工業者、農家など約二十の出品者が参加する見通し。賞味期限が近いものや訳あり商品を安価で売るほか、余っている商品も販売できる。
 清水社長は、サイトには出品者の写真や商品へのこだわりを掲載するとし「作り手と買い手を結び付け、作り手の思いを消費者に届けたい」と話した。出品の手順や、販売価格の25%を送料などの費用に充てることなどを説明した。
 サイトは、九月中旬にオープン予定で十二月末まで。清水社長はその後も自主事業として続けたいとしている。 (坂本碧)

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