ブルーベリーの出荷再開 孤立解消の喬木村、91歳・内山さん笑顔

2020年7月17日 05時00分 (7月17日 05時01分更新) 会員限定
大島地区で収穫された農作物を運ぶ住民の内山さん(中)=喬木村で

大島地区で収穫された農作物を運ぶ住民の内山さん(中)=喬木村で

  • 大島地区で収穫された農作物を運ぶ住民の内山さん(中)=喬木村で
  • 一列になって協力して出荷作業をする住民ら=喬木村で
 大雨による土砂崩れで十一日深夜から通行止めとなっている喬木村の県道大島阿島線で十六日、不通区間の迂回(うかい)路が完成した。十七日から条件付きで同村大島地区住民の軽自動車での通行が可能となり、孤立状態が解消される。十六日には迂回路を使って地区の農作物を出荷。再開を信じて収穫を続けてきた農家らは「こんなに早く出荷できるなんて。本当にうれしい」と涙を流して喜んだ。
 大島地区は十六日時点で、三十四世帯五十九人が孤立。大島阿島線沿いの加々須(かかす)川右岸を抜ける迂回路は、全長約三百五十メートル。物資運搬や救急搬送のほか、朝の二時間、昼と夕のそれぞれ一時間に限り、大島地区の住民も通勤や通院、農作物の出荷などの際に利用できる。県道の全面再開のめどは立っていない。
 十六日朝には、地区住民とJAみなみ信州の職員らが、迂回路を使って農産物を初出荷。地区では農家二十四戸と、住民有志が運営する観光農園がブルーベリーやインゲンなどを生産している。十一日を最後に出荷ができず、廃棄した野菜もあり、早期の出荷再開が求められていた。
 内山武代さん(91)も、出荷を待ち望んでいた一人。「みんなと観光農園で働くのが一...

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