勝手にかわいそうと言わないで 別姓夫婦の子たちが座談会

2020年7月17日 05時00分 (7月17日 05時00分更新) 会員限定
座談会で、「親が別姓でも子どもの成長に問題はない」と訴えた登壇者=東京都港区で

座談会で、「親が別姓でも子どもの成長に問題はない」と訴えた登壇者=東京都港区で

  • 座談会で、「親が別姓でも子どもの成長に問題はない」と訴えた登壇者=東京都港区で
 結婚時、夫婦で同姓にするか別姓にするかを選べるようにする「選択的夫婦別姓制度」。家族や生き方の多様化を反映し、最新の国の調査では、制度導入について賛成が反対を上回っている。一方で「親が別姓だと、子どもがかわいそう」などと反対する人たちも。こうした主張に対し、別姓夫婦の家庭で育った子どもたちは「勝手に『かわいそう』と言われるのは納得できない」と声を上げ始めた。 (砂本紅年)
 制度の法制化をめざす市民団体「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」が六月下旬、東京都内で開いた座談会。事実婚などで両親の姓が違う家庭で育った小学四年から二十代の社会人まで六人が、オンラインを含めて登壇した。
 夫婦別姓に反対している人たちの中には、夫婦がそれぞれ生来の姓を選べるようになると、「子どもがいじめられ、かわいそう」「子どもが健全に育たない」との主張がある。
 しかし、登壇者はいずれも「そうは思わない」と否定。共働きで事実婚の両親がいる弁護士の日高稔基(としき)さん(25)=東京都=は「いじめられた経験もない。的外れ」と指摘。同じく両親が事実婚の銀行員、松浦将也さん(24)=同=も「同じ空間で生活し、家族の一体...

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