「人災になる」と『GoTo』を非難していた青森県むつ市の宮下市長が切実な医療事情を吐露「病床が4つしかない」

2020年7月16日 16時18分

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むつ市の宮下市長

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 政府の観光支援策「Go Toキャンペーン」で新型コロナウイルスの感染が拡大したら「人災だ」と非難していた青森県むつ市の宮下宗一郎市長(41)が16日、日本テレビ系の情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」に中継先から出演。むつ市にはウイルス感染患者に対応できる「病床が4床しかない」と強調し、感染者が発生するリスクの高さを訴えた。
 番組では青森県全体の医療体制についても取り上げた。同県には「入院患者受け入れ確保病床数」が144床あるが、そのうち、むつ市が確保しているのは「4床」だと紹介。
 宮下市長は「それぞれの地域が医療の事情が違う」と強調し、確保病床が4床しかないむつ市については「軽症者の待機施設がないんです。軽症者4人いるだけで病院が埋まる。5人以上出たら病棟閉鎖して他の患者さんが入れないんです」とも話し、都会とは違った自治体の苦しい実情を訴えた。
 インターネット上では「普通にまともな事言ってる」「青森県民として共感」といった賛同のほか、「そもそも、むつ市の病床4床少な過ぎ」「4床より増やせないの?」などと、医療体制の弱さを疑問視する声もあった。
 宮下市長は「Go Toキャンペーン」の実施について13日に「今まで我慢してきたことが水泡に帰す。今までは天災だと言っていられたが、そうなればもう人災になる」と反対の意向を示していた。

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