コロナ感染したマリナーズ平野佳寿の早期復帰を指揮官が熱望…抑え起用の青写真崩れ「いてくれないと途方に暮れる」
2020年7月16日 15時34分
日本出身の大リーガーで初めて新型コロナウイルス感染が確認されたマリナーズの平野佳寿投手(36)について、同チームのサービス監督が早期復帰を熱望した。15日の球団公式サイトなどが報じた。
「いてくれないと途方に暮れるよ。願わくば、チームに合流して調整を始めてからは、なるべく早く肩をつくってもらいたい。本当にチームが必要な存在だからだ」
新戦力として信頼も寄せており、「本当に頼りにしている。特に試合の終盤で。経験が豊富でブルペン陣とチーム全体にとって本当に価値がある存在だと思っている。これまでクローザーもやってきたし、緊迫した場面で投げられる」
平野は6月25日の検査で陽性が判明。今月6日の再検査は陰性で、近日中にも3度目の検査を受け、ここで陰性ならばチーム合流が可能になるという。マリナーズは15日、理由を明かさずに平野を負傷者リスト(IL)に登録していた。
24日のシーズン開幕のベンチ入りが絶望となったため、米放送局CBSスポーツ(電子版)は「これで、マリナーズの抑え投手はマット・マギルが最有力候補になった」と報じた。
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