焼津おでん探検隊 市内外に魅力を発信

2020年7月16日 11時46分 (7月16日 11時46分更新)
イベントで焼津おでんを振る舞う隊員=焼津市で

イベントで焼津おでんを振る舞う隊員=焼津市で

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 「焼津おでん」をキーワードに焼津市のまちづくりに取り組む。魅力を市内外に発信しようと、二〇〇二年に設立した。
 隊オリジナルのおでんは、市特産のかつお節のだしに黒はんぺん、なると巻きやさつま揚げなどを具材に加えた素朴な味わいが自慢だ。今年は中止したが、焼津港で開かれる「焼津みなとまつり」に毎年出店する。一人一本を無料で振る舞うおでんは、数千人が味わう人気ぶりだ。
 二代目隊長の石切山太郎さん(70)は「焼津の宝は何といっても海。水産品を中心においしいものにあふれている」と語る。
 隊員は設立当時、市が取り組んだ中心市街地活性化基本計画作成検討会の歴史・文化グループが中心となる。参加していた印刷会社経営者や建築士、農家らが職業の垣根を越え、隊員となっている。
 主要隊員の高齢化で頻度は多くないが、焼津の文化を知ってもらおうと、おでん以外の活動も実施。漁師を講師に招いて、カツオのおろし方教室やマグロの食べ比べ会なども催してきた。
 精力的な活動の一つには、地域との交流がある。地元小学校や介護施設でのおでん作り教室に力を入れる。「どの年代の人が食べても安心するおでんをきっかけに、人のつながりが生まれるのがうれしい」と石切山さんは笑う。
 現在は新型コロナウイルスの影響で、活動の場が減っているが、月一度の会議を通じ次の活動に備えている。(牧野新)

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