先祖供養のろうそく幻想的 越前市で「みたままつり」

2020年7月16日 05時00分 (7月16日 09時42分更新)
境内に数多くのろうそくが並び、参拝者が先祖の霊を慰めた「みたままつり」=越前市の金剛院で(山田陽撮影)

境内に数多くのろうそくが並び、参拝者が先祖の霊を慰めた「みたままつり」=越前市の金剛院で(山田陽撮影)

  • 境内に数多くのろうそくが並び、参拝者が先祖の霊を慰めた「みたままつり」=越前市の金剛院で(山田陽撮影)

 先祖の霊に祈りをささげる「みたままつり」が十五日、越前市深草二の金剛院で営まれた。約千本のろうそくに明かりがともる幻想的な雰囲気の中、参拝者たちが故人をしのんだ。
 地元の新盆の風習に基づき、住民らが一九九二年から毎年開催。例年は約六千本のろうそくが並ぶが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響を考慮して数を減らすなど規模を縮小した。
 境内には中央でたかれる火台に続く回廊が設置され、午後七時にろうそくに点火。雨がぱらつく中、多くの参拝者が訪れ、回廊を歩きながら慰霊の祈りをささげていた。
 諏訪普現住職(70)は「自然災害やコロナウイルスによる被害が続いている。だが、こういう時代だからこそ、先祖を思う気持ちが大事。今年も開催できて良かった」と話していた。 (玉田能成、山田陽)

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