絶好調娘・田中希実が止まらない! 女子5000日本歴代3位でV 11日間で4レース1万300メートル走破

2020年7月15日 23時39分

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田中希実

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 陸上のホクレン中長距離チャレンジ第3戦の網走大会は15日、北海道の網走市営陸上競技場で行われ、女子5000メートルでは好調の田中希実(20)=豊田自動織機TC=が15分2秒62で1位だった。萩谷楓(19)=エディオン=が15分5秒78で4位。女子1万メートルに出場した東京五輪マラソン代表の一山麻緒(23)=ワコール=は31分23秒30で2位。男子1万メートルAでは同代表の服部勇馬(26)=トヨタ自動車=が自己新となる27分56秒32で日本人最高の4位だった。
 好記録を連発する20歳が勢いを見せつけた。号砲と同時に先頭に立った“絶好調娘”の田中がレースを引っ張る。目指すのは日本人2人目の14分台、そして福士加代子(ワコール)が持つ14分53秒22の日本記録。中盤でペースが落ちて目標達成とはならなかったが、自己2番目の“セカンドベスト”、日本歴代3位相当の記録で走りきった。
 それでも、まずは反省だ。「レースプランは考えず、感覚に任せて走ったが、中盤でペースが落ちたので課題が見えたと思う」。この11日間で4レース、計1万300メートルを走破。それでも、「そこまで疲労はなかった。逆にこの前日本記録を出したことで精神的に自分を追い込んでしまった」と疲労よりもメンタル面の課題を口にした。
 逆に言えば心身がかみ合えば14分台、日本新も十分に現実味を帯びる。新型コロナウイルスによる“休止”後、本格的に大会が始まった4日の1500メートルで日本歴代2位をマーク。8日には3000メートルで日本新、12日にも800メートルで自己ベストと乗りに乗っている。
 日本では敵無しの現状だが、見据えるのは世界だ。昨秋の世界選手権では「スピードもスタミナも段違いだと思い知らされた」。コロナ禍の自粛期間中も地元の兵庫県小野市の陸上競技場が使えたこともり、1500メートルから5000メートルまで対応できる体を作り上げてきたという。
 この日のラスト1000メートルは2分50秒。「(自分の)5000メートルでは一番速く上がったと思う。スピードがついた成果。1人で(先頭を走って)15分の一桁台を出せたので、あと5秒か10秒、速く走れれば」。さらなる飛躍を誓った。
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