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サウジアラビアがプレミアリーグ放送局を永久追放 武藤嘉紀所属のニューカッスル買収に進展の可能性

2020年7月15日 15時25分

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ニューカッスルに所属する武藤嘉紀

ニューカッスルに所属する武藤嘉紀

 公正取引委員会に相当するサウジアラビア競争総局は14日、同国内のイングランド・プレミアリーグの放映権を持つ、カタールの放送局「ビーインスポーツ」の放送ライセンスを取り消して永久追放し、さらに1000万サウジリアル(約3億円)の罰金を科したと発表した。
 これに伴い、政府系ファンドのサウジアラビア公共投資基金と英国の共同企業体が、FW武藤嘉紀が所属するニューカッスルを約3億ポンド(約408億円)で買収する動きが進展する可能性が出てきた。BBCなど英メディアが一斉に報じた。
 もともとサウジアラビアを含めた中東諸国でのプレミアリーグなど主要国際スポーツの放映権は、ビーインスポーツが独占し、放送していた。しかし、2017年にサウジアラビアはカタールと国交断絶。その後、国内にはビーインスポーツの衛星回線を違法に受信し、再送信する海賊版テレビ局「ビーアウトQ」が創設され、現在も放送を行っている。
 クラブ買収劇が大詰めを迎える矢先の6月に世界貿易機関が、ビーアウトQの背後にサウジアラビア政府が存在すると認定。プレミアリーグ側は買収に関する承認を保留した。サウジアラビアでは今後、国内のリーグ放映権を独自に取得するとみられ、一連の動きがクラブ買収を前進させる狙いがあるとという。
 ビーインスポーツは2021ー22年まで放映権を保有しており、「あらゆるレベルにおいて非常識だ」との声明を発表して徹底抗戦の構えだ。

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