(33)良いヘルパーに恵まれ感謝

2020年7月15日 05時00分 (7月15日 11時44分更新) 会員限定
友人たちと外出した時の筆者(中央)。この時もヘルパーが付き添ってくれた

友人たちと外出した時の筆者(中央)。この時もヘルパーが付き添ってくれた

  • 友人たちと外出した時の筆者(中央)。この時もヘルパーが付き添ってくれた
 どうすれば自分の望む豊かな生活ができるのか。寝たきりの私が思春期のころから抱えてきた問いだ。答えはわかりきっていた。必要なのは、支えてくれる人材。私は訪問介護会社にヘルパーを紹介してもらってきたが、人手は足りなかった。そこで、「自薦ヘルパー」という方法を利用してみることにした。
 通常、訪問介護をお願いしたい時には、訪問介護会社に電話をし、希望日時を依頼。すると対応できる人が派遣される。
 一方、自薦ヘルパーは利用者が自分でヘルパーの求人を行って面接する。条件が合えば、そのヘルパーを訪問介護会社に登録し、勤務のシフト調整も利用者が行う。いわば、専任ヘルパーを見つける仕組みだ。私は地元のフリーペーパーやネットのサイトなどで募集した。
 気管切開や胃ろうもしている私の場合、通常の介護に加え医療的ケアも必要だ。そのため、ヘルパーには医療的ケアの研修も行ってもらった。
 自薦ヘルパー探しは、手間も求人費用もかかり、安定的な利用までに三、四年がかかった。だが、理想的なヘルパーたちに出会え、少しずつ、望む生活に近づき、生活は一変した。
 その日の天気や気分で自由に外に出かけ、友人とも遊びに出かけられる。行...

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