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オースティン不在・大貫中3日でも勝つ…光ったDeNAラミレス監督の判断力 “データと相性”でズバリも

2020年7月15日 11時24分

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4回表1死満塁、倉本の遊ゴロ併殺崩れの判定にリクエストがあり、結果を待つ石川駿、走者ロペス

4回表1死満塁、倉本の遊ゴロ併殺崩れの判定にリクエストがあり、結果を待つ石川駿、走者ロペス

渋谷真コラム・龍の背に乗って

◇14日 中日3ー5DeNA(ナゴヤドーム)
 オースティンがいない。DeNAと戦う上で、間違いなく朗報だ。ところが勝敗が決した4回の5失点は、その代役から始まった。
 「対戦相手や投手を見ながら、外野手を使ったり、柴田を(二塁で)使っていくつもり」。ラミレス監督がオースティン不在期間のオーダーについてこう話すのは、ソトが右翼と二塁を守れるからだ。この日は2番・二塁で予想通りの柴田竜拓。なぜなら、昨季の山本との「身長167センチ対決」の結果が3打数3安打だから。くわえてナゴヤドームでも打率4割2分9厘(21打数9安打)。データと相性を重視するラミレス監督が、この数字に飛び付かないはずがない。
 1回の犠打に続き、4回は先頭打者。山本は2球で追い込み、3球目もファウル。4球目のチェンジアップを右前に拾われたところから、崩れていった。長打が売りのベイスターズ打線にあって、好走塁を見せたのも柴田だ。無死一、二塁からの佐野の打球は二塁手の頭上をわずかに越える低いライナーだったが、柴田は迷わずスタートし、楽々と同点のホームを駆け抜けた。難易度の高い打球判断を、さりげなく、的確にやってのけた。
 「相性の良さからこの起用になったのはもちろんだし、守備(も固まるの)は言うまでもない。非常にうまくやってくれた」
 さらにラミレス監督が「ターニングポイント」と振り返ったプレーで増えた2点が、最後までのしかかった。「(ベンチから)見た限りでは100%普通のフォースアウト」も、走者のロペスのしぐさにラミレス監督が呼応した。DeNAからすれば会心のリクエスト。中日からみれば痛恨のベース踏み損ね。せめて踏んでくれていたら…。いや、泣き言は言うまい。1回の1点は敵失でもらった。お互いさま。オースティン不在で大貫は中3日。これ以上の幸運を望んでは罰が当たる…。
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