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【岐阜】児童の健康見守り28年、最後の健診 白鳥町の学校医

2020年7月15日 05時00分 (7月15日 12時15分更新)
児童たちの健康診断をする鷲見さん。30年近くも学校に通い続けた=郡上市那留小で

児童たちの健康診断をする鷲見さん。30年近くも学校に通い続けた=郡上市那留小で

  • 児童たちの健康診断をする鷲見さん。30年近くも学校に通い続けた=郡上市那留小で
  • 鷲見さんにもらったフェースシールドを手にする児童たち=郡上市那留小で
 郡上市白鳥町の那留(なる)小学校で十三日、学校医鷲見靖彦さん(77)による最後の児童健診があった。鷲見さんは同町の鷲見病院で長年診療を続け、現在は病院を運営する社会医療法人白鳳会の会長を務めている。医師として二十八年間も児童の健康を見守ってきた鷲見さんはこの日、新型コロナウイルスの感染防止のために手作りした簡易フェースシールド七十個を贈り、通い慣れた学校を去った。(中山道雄)
 健診は保健室で行われ、全児童五十七人が受診した。鷲見さんは一人一人に声を掛けながら、のどの状態を見たり、聴診器で胸の音を聴いたりした。児童たちは最初緊張気味だったが、優しい鷲見さんに見送られて笑顔になった。
 休日に少しずつ作ったフェースシールドは、加工したクリアファイルの上部に形を整えるためのプラスチック板を接着。額に当たる部分にはスポンジが取り付けてあり、ヘッドバンドで簡単に装着できる。病院でも同じような品物を使っており、鷲見さんは「子どもたちに飛沫(ひまつ)感染予防の意識を高めてもらえればうれしい」と話した。
 鷲見病院は郡上市の医療を担う総合病院で、救急医療の中核にもなっている。鷲見さんは一九七九年から鷲見...

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