藤井、粘って焦り誘う 王位戦第2局

2020年7月15日 05時00分 (7月15日 11時37分更新) 会員限定
第61期王位戦7番勝負の第2局で木村一基王位に勝ち、感想戦で対局を振り返る藤井聡太七段=14日夜、札幌市のホテルエミシア札幌で

第61期王位戦7番勝負の第2局で木村一基王位に勝ち、感想戦で対局を振り返る藤井聡太七段=14日夜、札幌市のホテルエミシア札幌で

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 将棋の木村一基王位(47)に藤井聡太七段(17)=愛知県瀬戸市=が挑む第六十一期王位戦(中日新聞社主催)七番勝負の第二局が十四日、札幌市の「ホテルエミシア札幌」で指し継がれ、午後七時四十分、百四十四手までで後手番の藤井七段が勝った。終盤の逆転劇で開幕二連勝とし、初タイトル獲得に向けて大きく前進した。第三局は八月四、五の両日、神戸市の「中の坊瑞苑」で指される。
     ◇
 持ち時間がともに一分将棋となる大熱戦を制したのは、十七歳の挑戦者−。十四日に札幌市で指し継がれた第六十一期王位戦(中日新聞社主催)七番勝負の第二局。木村一基王位(47)が得意とする相掛かりの戦型となった本局は二日目、藤井聡太七段(17)にとってタイトル戦では初の体験となる封じ手の「8六歩」(四十手目)で再開した。
 藤井は飛車を大きく動かし、9五飛(五十八手目)9六飛(六十手目)と仕掛ける。これに「受け師」の異名を取る木村は、2九飛(六十三手目)と守りの好手を放つ。控室でも木村優勢の見方が強まった。
 だが、藤井が粘って決め手を与えなかったことが木村の焦りを...

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