本文へ移動

バスケU15中西真那斗、初の個人タイトル自信に日本一目指す

2020年7月14日 20時05分

このエントリーをはてなブックマークに追加
ゴール下に切り込む中西

ゴール下に切り込む中西

 バスケットボール男子Bリーグ1部・名古屋ダイヤモンドドルフィンズのUー15(15歳以下)所属の中西真那斗(14)が、1月に行われた大会でゴール下で競り合う強さが評価されてMIPを受賞した。将来のトップチーム昇格という目標へ、U―15最後の1年はエースとしてチームの日本一を目指す。
 戦場ともいえるゴール下で周りを見れば、180センチ台の相手がひしめく。それでも、178センチの中西は一歩も引かなかった。体重93キロのパワーで位置取りで優位に立ち、得点とリバウンドを重ねた。1月のBリーグユースによるチャンピオンシップで、名古屋Dは34チーム中10位に終わったが「最もチームを盛り上げ、ハッスルした選手」対象のMIP賞に輝いた。
 4試合でいずれもチームトップの46得点、42リバウンド。主要5項目のうち2つで2桁の数字を残すエースの証し「ダブル・ダブル」を2試合で達成した。
 「競り合いの強さが自分の武器と信じて1年間、体を鍛えてきた。成果が出たのはうれしいし、表彰されたのは初めて。自信になりました」
 チーム加入は中学2年の時。テクニックやコンビネーションの差を埋めるため、着目したのがフィジカルだった。身長は「苦手な納豆も食べて頑張ってるんですが…」と伸びるのを待つが、体重は1年で10キロ近く増えた。ゴール下での存在感につながり、不動の大黒柱に成長した。
 勝敗に直結して注目される得点以上に、重視するのがリバウンド。攻守両面でのチームへの貢献を示す数字だ。
 「リバウンドを制する者は試合を制す」
 人気バスケ漫画「スラムダンク」のファンにはおなじみのフレーズ。初心者だった主人公・桜木花道が、開花するきっかけとなったアドバイスを「役割は桜木と似ている気がする」と胸に刻む。
 インサイドで結果を残し、アウトサイドにも目を向ける。名古屋D所属で昨年のW杯日本代表のシューティングガード安藤周人(26)にあこがれ、3点シュートの強化に余念がない。末広朋也ヘッドコーチ(33)が「現状に満足しない心構えは素晴らしい」と評する向上心も大きな武器となる。
 プロ予備軍に身を置くからこそ、結果の必要性は理解している。「次こそチャンピオンシップで優勝したい」。オールラウンダーに進化し、トップチームへの道を歩んでいく。
 ▼中西真那斗(なかにし・まなと) 2005(平成17)年11月4日生まれ、名古屋市港区出身で南陽中3年の14歳。福春小5年で地元の港リバーズに入ってバスケットボールを始めた。高杉ブルーデビルズを経て、中2から名古屋ダイヤモンドドルフィンズU―15に所属している。178センチ、93キロのスモールフォワード。

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ