巨人 出血覚悟のトレード「将来期待していた高田、楽天で大化けする可能性ある」
2020年7月14日 17時53分
巨人の大塚淳弘副代表は14日、マツダスタジアムでの広島戦の前に報道陣に対応し、楽天の高梨雄平投手(28)をトレードで獲得したことについて「今年はシーズン終了まで過密日程になる。このままだとリリーフ陣が投壊しちゃうんじゃないかと。いまのうちに手を打とうと」と説明した。
高梨は中継ぎとして3シーズンで164試合で4勝5敗44ホールド1セーブ、防御率1・90と実績は申し分なし。一方、楽天に移籍する4年目の高田萌生投手(22)は150キロ超えの直球が魅力の大型右腕。将来のローテ候補として大きな期待をかけていた。それだけに大塚副代表は「(高梨は)やっぱり実績あるからね。それで(楽天が)高田ってきたの。高田は次期ローテーションピッチャー。結構悩んだ。楽天で大化けする可能性ある。だったら本人のために出してあげよう」と出血覚悟で決断したという。
関連キーワード
PR情報