【「あなた」のお医者さん】15、よりよい生活のため連携

2020年7月14日 05時00分 (7月14日 10時48分更新) 会員限定
 医療の目的は病気を早く治すことだけではありません。治らない病気を悪化させないための治療や後遺症を改善するリハビリがあります。そして生活の中で、病気とうまく付き合い、よりよく生きるためのサポートもあります。これは、患者さんが望む生き方を支えるための「寄り添う医療」です。
 例えば、脳梗塞の後遺症で日常生活に支障がある方、高齢になって物忘れがある方には、治療ではなく生活のサポートが必要です。家に取り付ける手すりといった生活に必要な福祉用具のレンタル、リハビリや食事・入浴のサービスなど、患者さん一人一人に合わせた支援の方策があります。
 患者さんが望む生活に近づけるには、多職種での連携が不可欠だと思います。医療従事者である医師、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士らと、介護に関わるケアマネジャー、訪問ヘルパー、地域包括支援センター、デイサービスなどの施設、保健センターや市役所とも連携を取ります。
 地元の愛知県蒲郡市には、医療と介護の関係者が共通で利用するインターネット上のシステムが備わり、対象の患者さんに関わるスタッフの間で情報を共有できるよう...

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