本文へ移動

町のシンボル、守り切れず残念 瑞浪・大湫神明神社ご神木倒れる

2020年7月14日 05時00分 (7月14日 05時00分更新)
倒れたご神木を見つめる三戸さん=瑞浪市大湫町で

倒れたご神木を見つめる三戸さん=瑞浪市大湫町で

 十一日に降った大雨の影響で根元から倒れた瑞浪市大湫町の大湫神明神社にあるご神木のスギ。地域を長年見守ってきた巨木が地に横たわり、住民は言葉を失った。 (片岡典子、真子弘之助)
 スギは樹齢約千三百年と推定され、一九五六年に県の天然記念物に指定された。同町自然保護委員の三戸憲和さん(68)によると、スギは二〇〇四年に雷の直撃を受け、先端が枯れ始めたが、最上部の七メートルを切断し枯れるのを食い止めた。一二年には住民が枝を切ったり、根元をかやで覆うなどして踏まれて根が損傷するのを防いだりして、地域のシンボルとして大切に保護してきた。三戸さんは「ご神木は大湫町のシンボル。守り切れず残念だ」と唇をかんだ。
 神社の近くに住む大沢松枝さん(86)は「大杉さん」と呼び親しんできた。朝と夕方には欠かさず参拝し「この町に住まわせてもらっています。健康を守って」と祈った。「雷で枯れかけたこともあったが、最近は葉っぱのつやが出てきたなと思っていたのに」とうつむく。これだけの巨木だけに、参拝者がいる時間帯なら惨事になった恐れも。「けが人が出なかったのは、やっぱりご神木の力だ」と声を震わせた。
 整備の際に出た枝で...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

PR情報

岐阜の新着

記事一覧