海の生き物 漆芸で表現 輪島の美術館、企画展始まる

2020年7月12日 05時00分 (7月13日 10時33分更新)
魚や水辺の情景など水の世界を表現した作品が並ぶ会場=輪島市の県輪島漆芸美術館で

魚や水辺の情景など水の世界を表現した作品が並ぶ会場=輪島市の県輪島漆芸美術館で

  • 魚や水辺の情景など水の世界を表現した作品が並ぶ会場=輪島市の県輪島漆芸美術館で
 海に生息する生き物や水辺の情景などを表現した漆芸作品の企画展「うるしの水族館 漆芸品にみる水の生きもの」が十一日、輪島市の県輪島漆芸美術館で始まった。水族館に見立てた展示室で、漆芸の繊細な技法で表現された涼しげな水の世界を楽しむことができる。九月十四日まで。会期中無休。
 貝やエビ、タイ、サヨリ、カサゴなど水の世界の生き物、海や池の情景をモチーフにした三十八点をテーマごとに展示。貝の真珠層を貼り付ける「螺鈿(らでん)」や彫った溝に金属粉を埋め込む「沈金」など漆芸ならではの技法を使い、魚のうろこなどの細部にこだわったり、躍動感ある動きを生み出したりした作品が目立つ。
 作品のそばでは、水を連想させる水色のパネルで作品に使われた技法などを紹介。展示室が今までとは一風変わった幻想的な空間になっている。
 同館の担当者は「これまであまり展示してこなかった大型の所蔵作品を一気に見られる貴重な機会。輪島の作家の作品も多いので、ぜひ足を運んでほしい」と話している。(関俊彦)

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