昨季のJ王者撃破!今季初先発のFC東京・永井がダメ押し点演出…大敗に沈んだ前節の空気を変えた

2020年7月12日 23時30分

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横浜M―FC東京 後半、レアンドロのゴールをアシストするクロスを上げるFC東京・永井

横浜M―FC東京 後半、レアンドロのゴールをアシストするクロスを上げるFC東京・永井

  • 横浜M―FC東京 後半、レアンドロのゴールをアシストするクロスを上げるFC東京・永井
  • 後半、レアンドロのゴールをアシストした永井(右)と肘タッチをかわすFC東京の長谷川監督

◇12日 J1第4節 横浜M 1-3 FC東京(日産スタジアム)


 ラストピースが、青赤に帰って来た。前節は川崎に0―4と大敗し、沈みがちな空気を復活の韋駄天(いだてん)が一変させた。昨季終了後に右肩を手術してリハビリを続けてきたFC東京FW永井謙佑(31)が今季初先発だ。
 その背番号11は「いけるところまで出し切ろうと思っていた。そこまで長い時間プレーできるコンディションではないので」と、試合開始からエンジン全開。守備では前線からボールを追い回し、攻撃でもその圧倒的なスピードで横浜Mの脅威となり続けた。
 圧巻は、今季初アシストとなった後半開始直後の場面だ。GK林からのパントキックを右足ヒールでトラップして右サイドを抜け出すと、中央にクロスボール。これをレアンドロが押し込み、ダメ押しの3点目を演出した。
 「(相手守備の)背後をつければ、チャンスになると思っていた。そのなかでクオリティーにもこだわった。最後はレアンドロがうまく決めてくれた」。復帰初戦でいきなり真価を発揮し、後半14分でベンチへと退いた。今季開幕前から復活の時を待ち、自慢のスピードに磨きを掛けてきた。
 「オレも右手が使えるようになったらガンガン仕掛ける。プレースタイルは、これからも変わらない。前から追わないオレはオレじゃない。それがなくなったらやっぱり違う」
 完敗の多摩川クラシコは、味スタの観客席から見守った。チームが大敗する姿に、何もできない自分自身にも腹を立てたという。
 「スタンドから見ていて、自分自身も悔しかった。僕たちの良さが出せなかった。この試合の前に、原点に戻って気持ちのこもったプレーを、勝ちにこだわってやることを徹底した」
 その言葉通りのプレーで、永井は昨季王者撃破の立役者に。復活したスピードスターが、梅雨で湿りがちだった青赤の攻撃陣に火を付け、ここから勝負の夏に挑む。
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