下呂の避難所「長期化なら健康心配」

2020年7月12日 05時00分 (7月12日 11時23分更新) 会員限定
段ボールで居住スペースがつくられた避難所=下呂市小坂町で

段ボールで居住スペースがつくられた避難所=下呂市小坂町で

  • 段ボールで居住スペースがつくられた避難所=下呂市小坂町で
 記録的な大雨で土砂崩れが発生するなどした下呂市小坂町。避難所となった小坂中学校の体育館では十一日午後三時の時点で、被害の大きかった長瀬地区の十九世帯三十一人が避難生活を送っていた。
 九日に市から仕切り用の段ボールが届いたといい、新型コロナウイルス感染症対策で約二メートルの間隔をあけて居住スペースが設けられた。寄り集まって話す高齢者や、元気に走り回る子どもたちの姿が見られた。マットを敷いて寝る人も。ピークの八日は四十三世帯八十五人がいたという。
 義理の母と避難している主婦(62)は家が床下浸水し、土砂が流れ込んだ車庫は車が埋まったままだ。それでも「命が助かったのが幸い」と話す。一方で、「母も私もなかなか眠れない。こんなことは二度といやです」と声を落とした。
 家族と避難中の小坂小六年の桐谷美羽さん(11)は「床も硬くてなかなか寝られない。雨がやんで早く友達と会いたい」と嘆いた。
 感染症対策のため、市の職員らが交代で常駐。三十分おきに、入り口の床や扉の取っ手などを消毒する。避難者らの出入り時に、検温は欠かさない。保育士の熊崎典...

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