だんじりと鬼行列中止 伊賀で10月予定の上野天神祭

2020年7月12日 05時00分 (7月12日 11時46分更新) 会員限定
昨年のだんじり巡行の様子=伊賀市中心部で

昨年のだんじり巡行の様子=伊賀市中心部で

  • 昨年のだんじり巡行の様子=伊賀市中心部で
 伊賀市中心部で十月二十三〜二十五日に開催される上野天神祭で、祭りを取り仕切る上野文化美術保存会は十一日、鬼行列とだんじり巡行を中止すると決めた。上野西部地区市民センターで開いた総会で、新型コロナウイルス感染症の対策が困難と判断した。
 だんじりに乗っておはやしを奏でたり、観光客が巡行を追って集まったりと密集、密接が避けられない。そのため、期間中は各祭町ごとに鬼の面やだんじりを集議所前で展示し、感染防止策を施しておはやしを演奏することを検討する。
 文化財保全の観点から、だんじり会館に展示されている三基(上野西町、上野鍛冶町、上野福居町)の入れ替えは実施する。二十四日午前十時に引き出され各町の蔵に戻る。二十五日午後四時には別の三基(上野小玉町、上野新町、上野中町)が会館に収められる。
 保存会の中村晶宣会長(71)は「巡行の中止は残念だが、今年は何ができるか、伝統をいかに引き継ぐかを考えていく。各町での展示ならば、人出を分散できるかもしれない」と話した。
 同祭は城下町を九基のだんじりと鬼行列が練る伊賀地域最大の祭り。四百年以上続...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

PR情報