悔しさより感謝 熱海・金谷・佐久間の連合チーム

2020年7月12日 05時00分 (7月12日 05時00分更新)
1回表のピンチにマウンドに集まる連合チームの選手=焼津球場で

1回表のピンチにマウンドに集まる連合チームの選手=焼津球場で

  • 1回表のピンチにマウンドに集まる連合チームの選手=焼津球場で
 「自分たちは幸せだ。ありがとうございました」。熱海・金谷・佐久間の連合チームで臨んだ五條玲主将(金谷三年)は試合後、仲間や保護者に何度も謝意を述べた。負けた悔しさよりも、チームで試合ができる喜びをかみしめた。
 雨の日が続き、練習試合が一度もできないまま迎えた大会だった。選手たちは念願の大舞台で、喜びを爆発させるかのように、駿河総合の森祐二朗投手(三年)の速球にフルスイングで立ち向かった。
 三校あれば、その分応援の力も大きい。スタンドには、各校が作った計五千羽の折り鶴が並んだ。例年、金谷高は三年の親が、熱海高は地元の人が必勝祈願で鶴を折る。熱海高の近隣からは、三校分の三千羽が寄せられた。
 金谷高は二〇二四年度から定時制に移行するため、来年度から新入部員の募集をしない。現部員は全員が三年のため、三校の連合チームは解散となる。五條主将は「佐久間や熱海の下級生にエールを送りたい」と、共に戦った次世代の活躍に期待した。 (保坂千裕)

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