愛知のスーパー小学生ゴルファー加藤金次郎&寺町美友海がそろって西日本大会V!さらなる夢舞台へ

2020年7月10日 12時08分

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ジャパンジュニアプレーヤーズチャンピオンシップ西日本決勝大会を制して喜ぶ寺町美友海(左)と加藤金次郎(寺町の家族提供)

ジャパンジュニアプレーヤーズチャンピオンシップ西日本決勝大会を制して喜ぶ寺町美友海(左)と加藤金次郎(寺町の家族提供)

  • ジャパンジュニアプレーヤーズチャンピオンシップ西日本決勝大会を制して喜ぶ寺町美友海(左)と加藤金次郎(寺町の家族提供)
  • 出口さんのオンラインレッスンを受ける加藤(加藤の家族提供)
  • プロキャディー出口さん(左)の指導を受ける寺町(寺町の家族提供)

本紙連載「羽ばたけ中部勢」でも紹介


 ゴルフのスーパー小学生として、本紙連載の「羽ばたけ中部勢」に登場した愛知県瀬戸市立長根小4年の加藤金次郎(10)と同県豊山町立豊山小3年の寺町美友海(みゆみ、8)が、6月27~28日に三重・津CCで開かれたジャパンジュニアプレーヤーズチャンピオンシップ西日本決勝大会(世代別)で、それぞれ優勝した。2人は普段から一緒に練習している仲。国内外で活躍する将来を夢見て、切磋琢磨(せっさたくま)を続けている。
 コロナ禍で大会が軒並み中止となる中、加藤は鬱憤(うっぷん)を晴らすかのようなプレーを見せた。難コースの津CCを2日間ともアンダーパーでラウンド。通算6アンダー、2位に16打差の圧勝劇だった。初日には試合で初めて、人生では4度目となるホールインワンも達成した。
 「試合はなかったけど、練習は続けていた。グリーン周りの寄せとパットの調子がよかった」。試合がなくなった半面、練習する時間は増えた。そこで、課題のアプローチとパット改善に腰を据えて取り組んだが、その成果が出た。
 一方、寺町は接戦で1学年上の選手を倒した。今年最大の目標だった世界ジュニア選手権出場は3月の国内選考会が中止となったため実現せず、モチベーションを失いかけていた。それだけに、勝った喜びもひとしお。「世界ジュニアに行けないのは残念だけど、その悔しさをこの試合にぶつけた。優勝できてうれしい」と目の輝きを取り戻した。

石川遼のバッグ担いだプロキャディー出口さんの指導でメンタル面が成長


 2人の好成績には、メンタル面での成長があった。自粛生活中、プロキャディー出口慎一郎さん(36)から、コースマネジメントや感情の抑え方を学んでいた。出口さんは2017年に小鯛竜也、18年に星野陸也のツアー初優勝を助け、2月にはWGCメキシコ選手権で石川遼(カシオ)のバッグを担いだ。今は国内ツアーの相次ぐ中止を受け、ジュニア指導に力を入れている。
 加藤と寺町が出口さんと初めて会ったのは、1月下旬の座学。3月には2度のラウンドレッスンを体験し、5月から毎週1時間のオンラインレッスンを受けている。スイングなどの技術指導はない。代わりに教わるのは連続ボギーを避ける気持ちの切り替え方やルーティンの大切さだ。
 「ボギーの後にパーをしっかりと取れた。教わった通り、ルーティンに集中した」と加藤。寺町も最終日のスタートホールでOBを打っても慌てず、終盤勝負どころのチップインバーディーにつなげた。
 2人は普段から一緒に練習するほど仲が良い。特に、年下の寺町にとって加藤は憧れの存在だ。「金次郎くんの勝負強さを見習いたい」と寺町。夢は「史上最年少の賞金女王」だが、五輪表彰台に2人そろって立つ姿を想像するのも悪くない。

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