空き家改装 交流の拠点に 住民ら「福井市越前海岸盛り上げ隊」 

2020年7月10日 05時00分 (7月10日 09時36分更新)
空き家の壁を塗装する隊員ら 

空き家の壁を塗装する隊員ら 

  • 空き家の壁を塗装する隊員ら 
  • 空き家のリノベーションに取り組む越前海岸盛り上げ隊の隊員ら=いずれも福井市蒲生町で

 ネットで活動支援金募集

 越前海岸の魅力アップに取り組んでいる「福井市越前海岸盛り上げ隊」が、海沿いの空き家をリノベーションして交流拠点を作る活動を始めた。クラウドファンディングで、百五十万円の支援金獲得を目指している。支援募集期間は八月十日まで。
 同市蒲生町にある平屋の空き家(床面積百四十平方メートル)を改装し、「人の駅」として交流人口の拡大を狙う。三部屋に仕切れる和室などを備えた母屋は、地域の暮らしを感じながらゆっくりと滞在できるゲストハウスとして利用。離れもあり、個展を開けるようなギャラリーにする。
 八人程度までの団体や家族連れの利用を想定。観光客だけでなく、移住を考えている人に「おためし移住」として長期滞在してもらうことも考えている。隊員らが改装作業を進めており、今秋にオープンする予定。
 住民や事業者らで構成する盛り上げ隊の高橋要さん(32)は山形県出身で、福井県には縁もゆかりもなかった。「よそ者として越前海岸に来て五年目。面白い場所だと感じている。クラウドファンディングを通して魅力を伝え、活動に共感してもらって仲間が増えればうれしい」と期待を寄せている。
 支援者には、特産品の越前がにや隊員の事業を生かしたクラゲ飼育水槽セット、農業体験ができる民宿宿泊チケットなど越前海岸ならではの返礼品を用意している。
 支援金は三千円からで、クラウドファンディングプラットフォームの「CAMPFIRE」ホームページ上で受け付けている。「越前海岸」で検索。九日午後九時時点で七十七万七千五百円が寄せられている。 (堂下佳鈴)

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