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部活動指導 地域でも 来年度に朝日町型クラブ 町教委方針

2020年7月10日 05時00分 (7月10日 05時03分更新)

 朝日町教委は二〇二一年度から、朝日中学校の部活動の一部を地域に委ねるため、地域連携組織「朝日町型部活動コミュニティスポーツクラブ」を創設する方針を固めた。八日夜、町役場で学校や町体育協会をはじめ、スポーツ団体でつくる検討委員会の初会合を開き、同意を得た。
 教職員の残業の要因となっている部活動指導の一部を地域に任せることで、働き方改革を進めることが狙い。千葉県睦沢町睦沢中の取り組みを参考にした。同校では教職員の在校時間が平日約七十分、休日は約九十分削減できたという。
 朝日町型クラブは、各スポーツ団体の主な活動拠点となっている町文化体育センター「サンリーナ」が学校と敷地続きで近いことを活用。学校と各競技協会との窓口、調整役は町体協が務める。生徒にも顧問の異動にかかわらず継続的指導が受けられる利点がある。
 朝日中では生徒二百十七人全員が部活をしており、活動は平日四日間、週末一日間までとしている。検討委員会では、本年度から同校陸上部を指導している町陸上競技協会が取り組みを報告。町教委が朝日町型クラブの素案を説明した。
 学校側からは「(競技の)経験がある顧問は四人しかおらず、経験のない顧問の精神的負担にもなっている。地域連携すると生徒の競技力向上にもつながる」と歓迎。スポーツ団体側からは「違う世代、他地区との切磋琢磨(せっさたくま)の機会を与えることができる」などと前向きだった。
 木村博明教育長は「部活の地域連携を進めることで教員の働き方改革推進や学校と地域のより深いつながりを期待できる。文化部の地域連携も進める」と話した。 (松本芳孝)

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