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小松市職員や住民ら開設訓練 避難所での感染防げ

2020年7月9日 05時00分 (7月9日 10時34分更新)
避難者役(右)の体温を測る市職員たち
=小松市民センターで

避難者役(右)の体温を測る市職員たち =小松市民センターで

  • 避難者役(右)の体温を測る市職員たち
=小松市民センターで
  • 3密を避けるための間仕切りを設置する参加者たち=小松市民センターで

◇受付で検温 ◇間仕切り組み立て


 新型コロナウイルス感染拡大時の災害発生に備えようと、小松市は八日、市民センターで、避難所の開設訓練をした。受付での検温から避難者の誘導、間仕切りや段ボールベッドの組み立てなどを確認した。九州を中心に豪雨被害が続いており、参加者たちは熱心に取り組んだ。(青山直樹)
 市職員や防災士、地域住民ら約百二十人が参加し、受付での対応から順番に手順を学んだ。受付では防護服を着た職員が、避難者役を問診し、非接触型体温計で発熱していないかも確認した。発熱者役は別の入り口に誘導し、専用スペースに入ってもらうまでを実演した。
 続いてセンター内に移り、「三密」を避けるための間仕切り設置などを訓練した。間仕切りは高さ二メートルの紙製の筒を外枠にし、布をかぶせるまでの流れを手際よく確かめた。授乳者のための小型テントも設けるなど、感染症対策とプライバシーに配慮した運営を学んだ。夏は熱中症のリスクが高まるため、避難者にこまめな水分補給を呼び掛けるよう周知した。
 市は新型コロナ感染予防のため、既に職員向けの避難所運営マニュアルを改訂するなど対策を進めている。市防災安全センターの村先俊彦主幹(46)は「受け付けに時間がかかり過ぎたことが反省点。スムーズな対応法を検討したい」と述べた。小松防災士の会の山本政広会長(73)は「段ボールベッドの組み立ては意外と難しい。参加者が練習できたことは良かった」と話していた。

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