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一塁へのヘッドスライディングは必要?

2020年7月8日 05時00分

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 【質問】一塁へのヘッドスライディングはかえって遅くなるといわれますが、高校ではみんなヘッドスライディングをしています。やった方がいいのですか。 (都立高2年 内野手)
 【答え】私も、一塁へは駆け抜けた方が速いと思っていますが、ある大学教授に高校球児を使って検証したデータを見せられました。その検証データは新聞でも取り上げられていて「どうだ」という感じでした。そのデータでヘッドスライディングの方が速いというのは、スピードを落とさずに飛び込んだ場合で、しかもベースの手前4メートルで踏み切る条件付きで、とても危険なプレーと感じました。
 私はプロ野球でも、一塁へのヘッドスライディングで指や肩をけがした選手を何人も見てきました。セーフになりたい一心で無意識のうちに滑っているようですが、とても危険です。チームの士気を上げる意味もあるのかもしれませんが、一塁へは駆け抜けましょう。打者走者が一塁へスライディングするのは内野手からの一塁への送球が走路側にそれて、タッチを避けるときだけと思ってください。
 ヘッドスライディングが一番有効なのは帰塁するときです。特に一塁走者の帰塁は絶対にヘッドスライディングで戻ってください。両手でなく右手を伸ばして外野寄りのベースの角にタッチします。踏み切る瞬間に少し体を丸めると早く滑ることができます。二塁、三塁の走者もけん制されたときの帰塁はヘッドスライディングを勧めます。本塁へは捕手からのタッチを避ける場合以外は足から滑りましょう。 (慶大野球部元監督)
【水、土曜日連載】
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