野手使い果たし投手三ツ間が代打 逆転サヨナラのチャンス生かせず…与田監督「完全に僕のミス」

2020年7月8日 06時00分

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中日―ヤクルト 10回裏2死満塁、代打三ツ間が空振り三振に倒れ、試合終了となる=ナゴヤドームで(今泉慶太撮影)

中日―ヤクルト 10回裏2死満塁、代打三ツ間が空振り三振に倒れ、試合終了となる=ナゴヤドームで(今泉慶太撮影)

  • 中日―ヤクルト 10回裏2死満塁、代打三ツ間が空振り三振に倒れ、試合終了となる=ナゴヤドームで(今泉慶太撮影)

◇7日 中日1-2ヤクルト(ナゴヤドーム)


 「総力戦」で力尽きた。中日は7日、ナゴヤドームで行われたヤクルト戦で、延長10回の末に1―2で競り負けた。10回表に4番手の岡田俊哉投手(28)が4四球を与えて1点を献上。その裏は2死満塁の逆転サヨナラ機をつかみながら野手を使い果たしていたため、岡田に代わる代打の三ツ間が三振に倒れた。選手起用に疑問を残した敗戦で、勝てば3位浮上という一戦を落とした。
 1点を追う延長10回2死満塁で、珍しいことが起こった。一打出れば逆転サヨナラの大チャンス。「8番・岡田」に代打で起用されたのは、なんと投手の三ツ間だった。ベンチ入り野手16人を全て使い切ったことが原因。比較的、打撃の良い投手に勝負を託す苦肉の策だった。
 とはいっても、やはり投手がこの場面で打つのは難しい。その直前、2死一、三塁で7番・京田を迎えると、ヤクルトは申告敬遠。サヨナラの走者を二塁に置くリスクを冒したのもうなずける。過去、4打数無安打の三ツ間も食らい付いてファウルを打つなど必死に立ち向かったが、最後は三振に倒れた。
 チャンスがあっても得点が入らない重い展開。序盤から積極的に動いた結果、最後は野手がいなくなってしまった。ただ、避ける方法はあった。与田監督は試合後、開口一番にこう言った。
 「加藤と岡田のところ、(打順をそのままにしたのは)それは完全に僕のミス」。延長10回に入る時にバッテリーを入れ替えた。しかし、8番が投手のR・マルティネス、9番が捕手のA・マルティネスだったのを、そのまま8番・岡田、9番・加藤としたのが最初のミスだ。
 さらに「枠も1つ残っている中で、あと1人、何とか予備のために置いておくこともしなかったので、そういったことも含めて監督の責任」と言った。郡司に経験を積ませるため、3日に抹消して以降の1軍登録は29人。もう一人、出場選手登録できたのに入れなかった。それを自分の責任だと話した。

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