マラソン代表・鈴木亜由子8月に五輪想定札幌試走へ 高橋監督「ちょうど1年前に気持ち盛り上げる意味で」
2020年7月7日 23時16分
東京五輪女子マラソン代表の鈴木亜由子(28)=日本郵政グループ=が、本番1年前となる8月7日に会場となる札幌でコースを試走する。鈴木を指導する高橋昌彦監督が7日に取材に応じ「本番と同じ7時スタートの予定。イメージもできるでしょうし、気持ちを盛り上げる意味で、ちょうど1年前のタイミングがいいのかなと思う」と明かした。
五輪の延期が決まる前、女子マラソンは8月8日の午前7時スタートを予定していた。来夏へ延期となり、開幕日が1日前にスライドしたことで8月7日午前7時のスタートとなる見通しだ。
本番の1年延期は鈴木にとって追い風だ。1月下旬の米国合宿中に右太もも裏の肉離れを発症。強度の高い練習ができない状況の時に五輪延期が決まり、「準備期間が増えた」とプラスに捉えた。現在は順調に回復。8月の試走や北海道での合宿に向け、準備中という。
来夏までにマラソン経験を積む計画もあり、高橋監督は「3月に東京か名古屋で1本、マラソンを走らせたい」と話す。母国開催の大舞台へ向け、鈴木は一歩ずつ準備を進める。
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