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「すぐにでも使いたい」J1札幌内定の明大FW小柏、スピード武器に落ち着き意識

2020年7月7日 21時38分

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後半、シュートを放つ明大・小柏

後半、シュートを放つ明大・小柏

 第94回関東大学サッカーリーグ(東京中日スポーツ後援)が3カ月遅れで7月4日に開幕した。前回1部優勝の明大は1ー0で駒大に勝利。J1札幌への来季加入が内定しているFW小柏剛(4年・大宮ユース)が決勝ゴールをマークした。週1回の連載「関東大学サッカー 旬の男たち」では、直近のリーグ戦で活躍した選手を中心に紹介していく。本日の第1回は、その小柏。最大の武器であるスピードを駆使し、ドリブル突破や裏への抜け出しでゴールに絡むストライカーだ。
 幸先よく決めた。小柏はリーグ初戦の前半19分、「狙っていました」とこぼれ球を拾い、GKとの1対1から右足でシュートを少し浮かせて蹴り込んだ。ゴール前での冷静さが光った。
 落ち着いて仕留めるプレーは、自身が今季最も意識するポイントだ。自分のゴールに固執しすぎる部分があり、昨季はそれが冷静な状況判断を欠く一因になった。両足首に故障を抱えていた事情があったとしても、リーグ戦3得点は実力からすれば少なかった。
 ゴール前での落ち着きが課題と自己分析によって把握できていたが、2月に参加した札幌のトレーニングキャンプの際にその重要性を改めて痛感した。常に冷静なチャナティップのプレーを目の当たりにし、思い知らされたのだ。
 コロナ禍によって実戦経験を積めずに開幕を迎えたが、自らの調子は上々で、それを早速のゴールで証明した。一方で、「ボールロストが多かったですし、明治の10番として、プロに行く選手としてまだまだです」と反省も忘れなかった。1点だけで終わったことに物足りなさを感じていた。
 今リーグ戦ではまずは2年時の7得点を上回ることが個人のノルマというが、本心ではもちろん「2桁」を狙う。また、「チームの状態が悪くなったときに自分のゴールやプレーで盛り返すのが(自身の)仕事です。相手のマークが厳しくても止められないくらいのプレーをしなければいけないと思います」と、チームの勝利を最優先に戦う中で存在感を見せつけるつもりでいる。
 札幌のペトロビッチ監督に「すぐにでも(試合で)使いたい」と言わしめた逸材が、「ふがいなくて不完全燃焼」だった昨季からの復活を期す。

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