鳴り物や応援リードは自粛 ナゴヤドーム観客へコロナ対策呼びかけ
2020年7月7日 18時41分
プロ野球は10日から有観客での開催となる。ナゴヤドームでは当面の間、私設応援団による鳴り物応援や応援リードは飛沫(ひまつ)感染、接触感染防止の観点から自粛となった。
応援団の窓口となる球団イベント推進部の担当者は7日、本紙の取材に対し「飛沫と接触の感染防止を考慮しています。ガイドラインには大声を出さないとありますが、トランペットも大声と同じように飛沫も出ますし、応援の行為がお客さんに大声を出すことをあおることにもなってはいけないので、当面は自粛となりました」と説明した。
現在、ナゴヤドームでは中日の攻撃時でチャンスになったときだけチャンステーマを流しているが、中止する方向で検討しているという。
中日は公式ホームページ上で、観戦時に控えてほしい行為として(1)立ち上がっての応援(2)両手をメガホン代わりにした大声の応援(3)大声での応援歌、球団歌の合唱(4)指笛、口笛などでの応援(5)メガホン、フラッグ、タオルを大きく振り回しての応援(6)飛び跳ねたり、起立着座を繰り返したりする応援(7)お客さま同士の肩組み、ハイタッチ、握手等の接触行為、の7点を掲載し、ファンに呼び掛けている。
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