8日G大阪戦へJ1名古屋フィッカ監督「なるべく相手のコートで時間を過ごしたい」スタイル徹底追求
2020年7月7日 11時42分
名古屋グランパスのマッシモ・フィッカデンティ監督(52)が6日、第3節・G大阪戦に向けてオンライン会見。J1再開後の白星発進を前向きに捉えつつ、相手陣内に押し込んで試合を支配するスタイルを徹底追求していく考えを示した。チームは同日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開練習した。
現状に満足する事なかれ。清水戦では逆転勝利で再出発したが、フィッカデンティ監督は「引き続き足りないことを意識しながら準備していく」と淡々。リーグ戦残り32試合を見据えても、もっとチームの完成度を高める自信からしても、妥協はなかった。
敵陣に押し込んで試合を支配するという理想像はぶれていない。「なるべく相手のコートで時間を過ごしたい。コンディションで足りない部分があり、高さ、動き方、プレス、奪うための連動で、全員で同じような感覚はまだ持てていない」。新型コロナウイルス騒動で他クラブより準備不足となっても、その後の公式戦で1つ勝っても、チームの方向性は変えずに挑む。
8日は豊田スタジアムでG大阪を迎え撃つ。再開初戦ではC大阪に競り負けているが、指揮官は「(G大阪は)今季取り組んでいるフォーメーションに慣れるのに時間がかかっている印象」と警戒。互いに再開後の情報量は少なく、対策よりも自チームの戦い方に重きを置くことなりそうだ。
清水戦でFW相馬が退場処分となり、次節はスタメン変更を余儀なくされた。選手の状態を見極め、起用する考えを強調したが「選手は1試合やっただけだから、しっかり回復できている」と明言。万全のメンバーで戦い、チームの完成度を高めていく。
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