猿投農林の「夏1勝」、攻守けん引の小池捕手 高校野球・夏季愛知県大会

2020年7月7日 11時28分 (7月7日 11時28分更新) 会員限定
試合後にスタンドにあいさつする小池主将(左)と杉浦寛明投手=岡崎市民球場で

試合後にスタンドにあいさつする小池主将(左)と杉浦寛明投手=岡崎市民球場で

  • 試合後にスタンドにあいさつする小池主将(左)と杉浦寛明投手=岡崎市民球場で
 高校野球の県独自の夏季大会で五日、猿投農林(豊田市井上町)が碧南(碧南市向陽町)を5−4で下し、夏大会で六年ぶりに勝利した。実家が牛牧場を経営する主将の小池創太捕手(17)は、家の手伝いで培った体力を生かし、勝利に貢献した。 (土屋あいり)
 実家は豊田市西山町で、父・真悟さん(51)が「小池牧場」を経営する。二百五十頭の牛を飼育し、一日約三千〜四千リットルを搾乳する。
 創太さんは小学三年時に地元の少年チームで野球を始めた。条件は「家の手伝いをすること」。幼少期から毎日のように牧場の仕事を手伝い、高校時代は練習後の夜に約一時間、牛舎の掃除や餌運びなどをした。
 捕手として重要な体力は餌運びで培った。一個二十五キロほどの牧草の塊を運ぶ作業は「立つ座るの繰り返しで足腰が鍛えられる」。新型コロナウイルスの影響による休校期間は、日中も仕事を手伝い、筋力トレーニングの代わりにした。今まで以上に丈夫な体で最後の夏に臨んだ。
 五日の試合では延長戦にもつれ込む激戦を制した。野手が失策した際に創太さんは「おまえが悪いわけじゃない。また高校のグラウンドでみんなで練習しよう」と鼓舞。バットでも八回に適時打を放...

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