片町など福井市中心部 飲食店団結協議会を設立 

2020年7月7日 05時00分 (7月7日 09時51分更新)
福井飲食店衛生向上協議会設立への思いを語る開発さん=6日、福井市の福井商工会議所ビルで

福井飲食店衛生向上協議会設立への思いを語る開発さん=6日、福井市の福井商工会議所ビルで

  • 福井飲食店衛生向上協議会設立への思いを語る開発さん=6日、福井市の福井商工会議所ビルで
  • ガイドラインに沿った感染予防対策実施を示す会員店ステッカー

 独自ルール3項目 感染対策

 福井市の繁華街「片町」など市中心部の飲食店主たちが六日、横断的に新型コロナウイルスの感染予防に取り組む「福井飲食店衛生向上協議会」を設立した。独自のガイドラインも策定し、安心して夜の街を利用してもらえるよう各店が一丸となって最大限の対策を講じる。 (長谷川寛之)
 片町は県内で最初にコロナ感染者が確認され、接客を伴う飲食店ではクラスター(感染者集団)も発生。営業や利用の自粛が解除された後も、かつてのようなにぎわいは取り戻せていない。感染防止対策を共有して客足の回復を図ろうと、福井市保健所にも協力を得て協議会の設立にこぎつけた。
 全国規模の飲食業界団体が取りまとめた感染予防のガイドラインに、独自の内容を追加。店舗や従業員だけでなく来店客も対象とし「従業員に厚生労働省の接触確認アプリの利用を義務付け、来店客にもインストールを推奨」することなど三項目の「福井ルール」を設けた。
 この日、福井市の福井商工会議所ビルで設立総会が開かれた。協議会の呼び掛け人で福井市の開花亭社長の開発毅さん(52)は「社交業界の皆さんが一致団結して保健衛生に取り組む流れは、他県でも類を見ない。『自分の店のお客、従業員を守るんだ』という姿勢で取り組んでほしい」あいさつ。各店が主体的に取り組み、コロナ禍を乗り越えていく歓楽街をつくる意義を訴えた。
 協議会への賛同者は、総会開催時点で二百七十六人。出席者は、総会後に福井市保健所から新型コロナ対策が盛り込まれた食品衛生講習会を受けた。履修者には講習済証と、協議会会員店を示すステッカーが渡された。開発さんは「ステッカーによって『夜の街に行ってもいいかな』という安心につながる」と説明した。

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