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交歓会 のびのび発散 能美の子ども食堂 2周年

2020年7月7日 05時00分 (7月7日 05時03分更新)
おもちゃのプロペラを飛ばして遊ぶ子どもとスタッフ=能美市寺井町で

おもちゃのプロペラを飛ばして遊ぶ子どもとスタッフ=能美市寺井町で

休止続く中 知恵絞り企画

 能美市のボランティア団体「三道山子ども食堂」は、二周年記念の交歓会を同市寺井地区公民館で開いた。新型コロナウイルスの影響で、食堂は三月から休止しており、久々に再会した利用者とスタッフは、食事の代わりに遊びを思う存分楽しんだ。(平井剛)
 同団体は二〇一八年七月に三道山公民館で活動を始め、毎月一回、母子家庭や生活困窮家庭、障害のある子とその家族などに食事を提供してきた。だが新型コロナの感染拡大を受け、三密(密閉・密集・密接)の恐れがある公民館での活動はストップしている。
 「利用者の居場所を確保するためにも、二周年の七月は何かしたい」とスタッフが知恵を絞り、交歓会を発案。通常五百人が収容できる公民館の大ホールなら三密を避けられるとして、子どもたちに遊びの場を提供することにした。
 五日にあった交歓会には五組の親子二十二人が参加し、ビニール製のバットやボール、積み木、工作などさまざまな遊具でのびのびと遊んだ。コロナでうつむきがちな子どもたちに、見上げる楽しさを伝えたいと用意した飛行機やプロペラ式のおもちゃも。子どもたちはスタッフと一緒に何度も飛ばし、舞い上がったプロペラを見つめた。
 子ども二人と参加した母親(41)は「広い場所で自由に遊べるのは久しぶりだったので、息子たちが笑顔になってくれてよかった」と喜んだ。スタッフの中英子さんは「子どもたちのエネルギー発散の場になったのでは」と話した。
 同団体は今後の社会状況を見て、食堂再開の時期を模索していく。

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