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校則おかしい 意見交換 外国ルーツの青少年ら

2020年7月6日 05時00分 (7月6日 09時56分更新)
校則について話し合ったワークショップ=高岡市のアレッセ高岡で

校則について話し合ったワークショップ=高岡市のアレッセ高岡で

◇高岡でワークショップ


 外国にルーツをもつ青少年が主体的に社会の不合理を解決する力を身につけるワークショップが五日、高岡市であった。ブラジルや中国などにルーツをもつ青少年を含む高岡、射水市などの中高生や大学生約二十人がおかしいと思う校則について話し合い、見直しや廃止を学校側に納得してもらう理由を考えた。(松村裕子)
 本人や親が外国出身の中高生らの学習支援をする高岡市のボランティア団体「アレッセ高岡」が本年度から取り組む市民性教育プロジェクトの第一弾。
 参加者は三班に分かれ、「アクセサリーをつけられない」「授業中に水を飲めない」「靴下や下着の色が決まっている」など疑問がある校則を付箋に書き出し、意見を交換。班ごとに意見をまとめた。
 頭髪をテーマにした班の代表は「男子は髪が耳に届いたらだめで、女子はポニーテールの高さまで決まっている。その人が快適ならいいのでは。個性を尊重すべきだ」と発表した。
 日系ブラジル人の高岡市の中学二年女子(13)は「ルールを考えるいい経験になった」、立山町の高校三年女子(17)は「私たちは見た目から、外国ルーツの人は水を飲むことなど体の面から指摘していた。視点の違いを感じた」と話した。
 講師を務めた名嶋義直・琉球大教授(言語学)は「相手に分かるよう自分の意見を伝えることも社会で生きていくための勉強」と強調した。

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